最終更新:2026-05-04
業務用エアコン「エラーコード」の原因:E4:低圧異常(冷媒不足・蒸発器着霜)
修理費用
30,000〜80,000円
対応時間
翌日〜3日
発生頻度
発生頻度:中
応急処置
低圧異常の主因は冷媒ガス漏れです。運転を停止して業者に冷媒量の点検・補充を依頼してください。冷媒漏れを放置すると圧縮機が損傷します。
確認手順
- 1室内機・室外機の配管接続部に油染みや着霜がないか確認する
- 2最近急に冷えが悪くなっていないか確認する
- 3室外機の低圧サービスポートに圧力計を当てられる場合は計測する(業者推奨)
- 4フィルターが詰まって風量不足になっていないか確認する
専門家コメント
E4エラーは「冷媒不足」と「フィルター詰まり」の両方が原因になり得ます。業者を呼ぶ前に必ずフィルター清掃を実施し、改善するか確認してください。清掃後も再発する場合は冷媒量の点検が必要です。冷媒漏れが確認された場合は、補充だけでなく必ず漏れ箇所の特定・修理をセットで依頼してください。(冷凍空調技士監修)
実際の事例
フィルター清掃でE4エラーが解消したケース
「E4エラーで止まる、冷媒漏れだろうか」との相談。業者訪問前にフィルター清掃を案内したところ、清掃後にエラーが解消。フィルター目詰まりによる風量不足が蒸発器の異常着霜を引き起こし低圧異常を発生させていた。冷媒補充不要、修理費ゼロで解決。
フィルター未清掃6ヶ月でE4エラー
清掃が後回しになっていたフィルターが目詰まりし蒸発器に風が当たらず着霜。E4エラーで停止。フィルター清掃後に電源リセットで即復旧。以後は月1回清掃を徹底。
冷媒補充後3ヶ月でE4エラー再発
前回業者がフレア接続部の微少漏れを修理せず補充のみ対応したためE4エラーが再発。今回は漏れ箇所を特定・修理後に補充し、半年後の追跡点検でも正常を確認。
真冬の低外気温時にE4エラー(正常範囲内)
外気温-5℃以下の日にE4エラー。冷媒圧力測定では正常値内で機器自体は問題なし。低外気温時の蒸発圧力低下が保護機能を作動させた正常な動作。暖房モードの設定見直しで対応。
よくある質問
Q. E4エラーとE3エラーは同時に出ることがありますか?
A. 通常は排他的に表示されます。E3(高圧異常)とE4(低圧異常)が交互に出る場合は、膨張弁(エクスパンションバルブ)の不良が疑われます。この場合は修理費が高額(50,000〜120,000円)になるため、機器年数によっては更新を検討してください。
Q. フィルター清掃でE4エラーが解消することはありますか?
A. あります。フィルター詰まりによる風量不足が蒸発器の過冷却→着霜→低圧異常を引き起こすケースがあります。まずフィルター清掃を試み、改善しなければ冷媒量の確認へ進んでください。
Q. E4エラーとE1エラーの違いは何ですか?
A. E1は温度センサーの検知値異常(センサー系)、E4は実際の冷媒圧力が低い状態(圧力系)です。E4の場合は冷媒量確認が必要で、単純なリセットでは解決しません。
Q. E4エラーで冷媒補充が必要な場合の費用は?
A. 漏れ修理(フレア補修等)+冷媒補充で30,000〜80,000円が目安です。冷媒の種類(R410A/R32等)と充塡量によって費用が変わります。
Q. フィルター清掃してもE4エラーが解消しない場合は?
A. 冷媒漏れまたは膨張弁の異常が疑われます。業者による高低圧力測定診断が必要です。自己対処での解決は難しいため速やかに診断を依頼してください。
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