最終更新:2026-05-04
業務用エアコン「異音」の原因:冷媒流音(ポコポコ・シュー)
修理費用
0〜30,000円
対応時間
即日
発生頻度
発生頻度:中
応急処置
「ポコポコ」「シュー」という液体が流れるような音は、多くの場合冷媒の流れによるもので正常範囲です。ただし冷却能力の低下を伴う場合は冷媒漏れの可能性があり、業者確認が必要です。
確認手順
- 1音が起動直後・停止直後のみかどうか確認する(正常範囲)
- 2音が運転中ずっと続いているか確認する(異常の可能性)
- 3冷却能力が同時に低下していないか確認する
- 4配管接続部に油染みや着霜がないか確認する
専門家コメント
冷媒流音は正常動作の一部ですが、音が「ゴボゴボ」「ガボガボ」といった不規則な気泡音に変化した場合は冷媒不足のサインです。冷媒量が適正であれば冷媒流音は一定のリズムを持ちます。判断に迷う場合は動画と音声を録画して業者に送付すると診断が早くなります。(冷凍空調技士監修)
実際の事例
「水漏れか冷媒漏れか分からない」と相談を受けたケース
「室内機の下が濡れていて音もする」との依頼。現地確認するとドレン詰まりによる水漏れと、冷媒流音が同時に発生していた。水漏れは実際の問題(ドレン清掃で解決)、冷媒流音は正常範囲と判断。二つの現象を分けて説明することで顧客の不安が解消した。
新規開業のカフェで設置直後から冷媒流音が問題になったケース
「工事直後からシュー・ポコポコという音がうるさくて客から苦情が来た」と相談。確認すると冷媒が液状で液管を流れる際の流音と判明。原因は配管長に対して冷媒が過充填されていたこと。設置業者への確認の結果、作業ミスが判明。施工業者の費用負担で冷媒量の調整(適正量まで抜き取り)を実施。費用は発注者負担ゼロ。設置後の試運転確認の重要性と、音がしたら遠慮なく施工業者に申し出るよう伝えた。
冷え過ぎてポコポコ音が消えない業務用エアコンの事例
「夜だとシューシューという音がよく聞こえる」と静かなオフィスの担当者から相談。冷媒流音自体は正常動作時にも発生するもので、音が大きく感じる場合は配管断熱材の劣化による音の伝達増大が原因の場合が多い。確認すると配管の断熱テープが剥がれかけており、配管の振動が壁に伝わっていた。断熱材の巻き直しと壁面の防振処置で改善。費用12,000円。コンプレッサー異音との区別方法も説明した。
よくある質問
Q. 起動時・停止時の「シュー」という音は故障ですか?
A. 故障ではありません。これは冷媒が液体から気体(または逆)に変化する際の正常な音です。起動・停止時のみに発生する場合は全く問題ありません。
Q. 冷媒流音と水漏れ音の違いはどうやって判断しますか?
A. 冷媒流音は内部から「シュー」「ポコポコ」と聞こえ、実際に水が出ることはありません。水漏れ音は「ポタポタ」「ジョロジョロ」と連続し、室内機下部やドレンパンに実際の水が確認できます。
Q. ポコポコ・シューという音は故障ですか?
A. 冷媒の気化・液化時に発生する正常な音です。起動・停止時、設定温度に達した時に発生しやすいです。ただし音が急に大きくなった・常時鳴り続ける場合は冷媒量の過不足や膨張弁の異常の可能性があります。
Q. 冷媒の音を小さくする方法はありますか?
A. 根本対策としては冷媒量の適正化(過充填・不足の修正)が有効です。応急的には配管の断熱材補強・防振固定が効果的な場合があります。音の種類と発生タイミングを録音して業者に伝えると診断が速くなります。
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