最終更新:2026-05-04
業務用エアコン「冷えない」の原因:コンプレッサー故障
修理費用
80,000〜250,000円
対応時間
要見積
発生頻度
発生頻度:中
応急処置
コンプレッサー故障の場合は自己対処できません。運転を停止して業者に診断を依頼してください。無理に運転を続けると他の部品にも損傷が及びます。
確認手順
- 1室外機が全く動作していないか(音・振動がゼロ)確認する
- 2ブレーカーが落ちていないか確認する
- 3室外機の電源LEDが点灯しているか確認する
- 4設置から10年以上経過しているか確認する(経年劣化の目安)
- 5運転開始直後に止まる現象が繰り返されていないか確認する
専門家コメント
コンプレッサーは空調機の心臓部であり、交換コストが最も高い部品です。設置10年以上の機器でコンプレッサー故障が発生した場合、修理より更新(買い替え)を検討すべきケースが多いです。特に冷媒がR22(旧冷媒)の場合は冷媒自体が入手困難なため、更新推奨です。(冷凍空調技士監修)
実際の事例
製造工場の天井埋込エアコン、コンプレッサー交換で継続使用したケース
「室外機が動かない」との依頼。設置13年の機器でコンプレッサーロック(固着)を確認。本体買い替え(60万円〜)とコンプレッサー交換(15万円)を提案。機器全体の状態が良好だったためコンプレッサー交換を選択。工期2日で復旧し、コストを大幅に抑えられた。
居酒屋の業務用エアコンがコンプレッサー焼損で突然停止したケース
真夏の金曜夜、満席の営業中に「急に室温が上がった」と緊急連絡。ブレーカーが落ちており再投入するとすぐ過電流で遮断。コンプレッサーの焼損と診断。設置から14年経過しており、修理費用(160,000〜200,000円)と新品交換費用(220,000〜280,000円)を提示したところ交換を選択。工事は翌週月曜に実施(代替機を週末レンタル対応)。費用は機器代込みで260,000円。「異音がしていたのに1年間放置していた」とのことで、コンプレッサーの初期症状への早期対応の重要性を説明した。
スーパーのバックヤード空調でコンプレッサー交換を行ったケース
冷蔵バックヤードのエアコンが停止。商品保管エリアのため温度管理が必要な緊急案件。診断の結果コンプレッサー内部磨耗による圧縮不良。機器は9年目で部品供給は可能。修理か交換かを検討した結果、修理費140,000円 vs 新品180,000円で修理を選択。コンプレッサー交換は部品調達に3日かかり、その間は仮設の業務用スポットクーラーを設置して対応。修理後のエネルギー効率改善も見込んで判断した。
よくある質問
Q. コンプレッサーは修理できますか?それとも交換ですか?
A. コンプレッサーは修理ではなく交換が基本です。部品代だけで50,000〜180,000円、工賃込みで80,000〜250,000円が目安です。機器の年数が10年以上の場合、コンプレッサー交換より本体買い替えが経済的なケースも多いです。
Q. コンプレッサーが故障する主な原因は何ですか?
A. 主な原因は①経年劣化(10年以上)②冷媒不足による過負荷③フィルター詰まりによる過熱④電源電圧の異常の4つです。定期的なメンテナンスで予防できるケースがほとんどです。
Q. コンプレッサー故障の前兆はありますか?
A. 「起動時にガコンという音がする」「起動してすぐ止まる」「低い唸り音が大きくなった」などが前兆サインです。これらの症状が出たら早めに業者に点検を依頼することで、突然の完全故障を防げます。
Q. コンプレッサー故障の前兆はありますか?
A. 「起動時の振動が増えた」「運転音が重くなった(ゴォー音)」「冷えるまでに時間がかかるようになった」の3つが主な前兆です。これらを感じたら早めに点検を。早期発見できればコンプレッサー交換より安い修理で済む場合があります。
Q. コンプレッサー交換と機器買い替えはどちらが得ですか?
A. 目安として機器が10年未満・修理費が購入価格の40%以下なら修理、10年超または修理費が60%超なら買い替えを推奨します。修理 vs 買い替え判定ツールで数値を入力して確認できます。
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