FixHub - 業務用機器トラブル診断プラットフォーム

最終更新:2026-05-04

業務用エアコン冷えない」の原因:冷媒ガス漏れ

修理費用

30,00080,000

対応時間

翌日〜3日

発生頻度

発生頻度:高

応急処置

室外機の周囲に油染みや白い霜がないか確認してください。漏れが疑われる場合は運転を停止し、業者に連絡してください。

確認手順

  1. 1室外機の配管接続部(フレア部)に油染みがないか目視確認する
  2. 2室内機の吹き出し口から冷風が出ているか手をかざして確認する
  3. 3設定温度と室温の差が2℃以上あるか確認する
  4. 4室外機のコンプレッサーが動作しているか(振動・音)確認する
  5. 5電気代が先月比で20%以上増加していないか確認する

専門家コメント

冷媒漏れは「急に冷えなくなった」「電気代が上がった」の2つが同時に起きる場合に最も疑われます。漏れ量が少量の場合は気づきにくく、半年〜1年かけて徐々に冷えが悪化するケースもあります。設置から5年以上経過した機器で冷えが悪い場合は、フィルター清掃後も改善しなければ冷媒点検を推奨します。(冷凍空調技士監修)

原因を特定できていない場合

5つの質問に答えるだけで原因候補を絞り込めます

実際の事例

飲食店の厨房エアコンが急に冷えなくなったケース

営業中に室内温度が30℃を超え、スタッフが熱中症気味になったと緊急連絡。訪問すると室外機の配管フレア部から油染みを確認。蛍光剤検査で漏れ箇所を特定し、フレア加工やり直しと冷媒補充で翌日には正常稼働に復旧。設置8年の機器で接続部の緩みが原因でした。

焼肉店の厨房エアコンが繁忙期直前に冷えなくなったケース

7月上旬、夕方の仕込み中に「エアコンかけてるのに全然冷えない」と店長から連絡。室内温度は34℃に達しており、スタッフが熱中症寸前の状態。訪問するとコンプレッサーは動作しているが室内機からの冷風が体感温度で15℃程度しかなく、冷媒不足が即座に疑われた。UV検査液で室外機フレア接続部からの漏れを確認。フレア再加工と冷媒補充(R410A 1.2kg)で2時間後に復旧。費用は52,000円。「1年前から夏になると少し冷えが悪かった」とのことで、漏れは徐々に進行していた。繁忙期前の5月に点検を入れることを提案した。

ホテル客室の業務用エアコンで冷媒漏れによる冷房停止が続出したケース

15室あるビジネスホテルで同時期に3室のエアコンが「冷えない」とクレーム。設置10年の同一機種で、経年による接続部の金属疲労が原因と判明。3台とも冷媒量が設計値の40〜60%まで減少していた。1台ずつフレア部の交換・再加工を実施し冷媒を補充。費用は3台合計で142,000円。残りの12台も翌月の定期点検で全台チェックを実施。うち2台で初期漏れの兆候を発見し予防処置を行った。10年以上経過した機器はフレア部の定期確認が必須と担当者に説明した。

よくある質問

Q. 冷媒ガスは自然に減るものですか?

A. 正常な状態では冷媒は減りません。減っている場合は必ず配管や接続部のどこかに漏れがあります。補充だけして根本原因を修理しないと数ヶ月で再発します。

Q. 冷媒補充だけで直りますか?

A. 一時的には冷えるようになりますが、漏れ箇所を修理しない限り再発します。信頼できる業者は補充前に必ず漏れ箇所を特定・修理します。

Q. 冷媒ガス漏れは自分で修理できますか?

A. 冷媒の取り扱いには「冷媒回収技術者」の資格が必要です。無資格での作業は大気汚染防止法違反になるため、必ず専門業者に依頼してください。

Q. 冷媒漏れを放置するとどんな被害が出ますか?

A. 冷却能力の低下が続き最終的にコンプレッサーが焼損します。コンプレッサー交換は100,000〜200,000円以上になるため、早期の冷媒漏れ修理(30,000〜80,000円)が圧倒的に安く済みます。また冷媒の大気放出はフロン排出抑制法違反となる場合があります。

Q. 冷媒漏れは点検なしで自分で発見できますか?

A. 「冷えが悪い+電気代増加+室外機に白い霜または油染み」の3つが揃えば高確率で冷媒漏れです。ただし漏れ箇所の特定・修理・補充は有資格業者が必要な作業のため、疑いがあれば速やかに専門業者に依頼してください。

関連する症状

他の設備の修理費用相場・トラブル診断