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最終更新:2026-05-04

業務用エアコン水漏れ」の原因:配管断熱材の劣化・結露

修理費用

20,00050,000

対応時間

翌日〜3日

発生頻度

発生頻度:中

応急処置

配管の断熱材が剥がれると配管表面が結露し、その水滴が天井や壁を伝って漏れているように見えます。応急処置として水濡れ部分にタオルを当て、業者修繕まで運転を最低温度設定にして結露量を減らしてください。

確認手順

  1. 1水漏れが配管(壁内・天井)付近から起きていないか確認する
  2. 2室内機本体でなく壁・天井面が濡れていないか確認する
  3. 3露出配管の断熱テープ・保温材が破れていないか確認する
  4. 4水漏れが気温・湿度の高い日に多発していないか確認する

専門家コメント

断熱材劣化による結露水漏れは「毎年夏になると発生する」「晴れた暑い日ほどひどい」という特徴があります。ドレン詰まりと違い、配管の断熱性能が問題のため清掃では解決しません。設置10年以上の機器で原因不明の水漏れが繰り返す場合は、配管断熱材の状態確認を業者に依頼してください。(建築設備診断士監修)

原因を特定できていない場合

5つの質問に答えるだけで原因候補を絞り込めます

実際の事例

設置15年の事務所エアコン、天井から滲む水の原因が断熱材劣化だったケース

「天井ボードが毎年梅雨時期に染みてくる」との相談。室内機・ドレンの問題ではなく、天井内隠蔽配管の断熱材が完全に劣化し、夏の外気温・室温差で大量結露が発生していた。天井内配管の断熱材全面交換(35,000円)で解決。以後水染みは発生していない。

ラーメン店:夏場に配管からポタポタと水漏れ

調理場上の配管から水滴が落ちて食材に。調査したところ断熱材が油煙と紫外線で完全に崩壊、配管が露出していた。断熱材全区間巻き直しで対応。費用は配管長8m分で約3万円。

テナントビル2F:壁の染みが広がっていた

テナントからの報告で発見。断熱材の紫外線劣化で隙間ができ、結露水が壁内部に浸透。貫通部の断熱補修と防水処理で対応。壁の補修費用が別途発生した。

室外機側の配管からエントランスに滴水

入口付近への滴水でお客様からクレーム。配管断熱テープが5年で剥離していた。テープ貼り直しと固定バンドの増設で対応。1万円以内で解決した事例。

よくある質問

Q. 断熱材の寿命はどのくらいですか?

A. 一般的な発泡ポリエチレン製断熱材の耐用年数は10〜15年です。紫外線に当たる露出部分はより早く劣化します。10年以上経過した配管は断熱材の全面巻き直しを検討してください。

Q. 断熱材の巻き直しは自分でできますか?

A. 露出配管の断熱テープ巻き直しは市販の保温テープで自己対処が可能です。ただし天井内・壁内の隠蔽配管の断熱材交換は業者に依頼が必要です。

Q. 断熱材はどれくらいで交換が必要ですか?

A. 屋外露出部は5〜8年で劣化が進みます。ひび割れ・硬化・崩れが見られたら交換時期です。屋内配管は10年以上もつ場合もありますが定期確認を推奨します。

Q. 結露水による2次被害にはどんなものがありますか?

A. 天井材・壁材の腐食、カビ発生、電気部品への水かかりによるショートなどのリスクがあります。飲食店では食品衛生上の問題にもつながります。

Q. 断熱材巻き直しの費用はどのくらいですか?

A. 配管1本分で10,000〜30,000円程度。状態が悪い場合は配管ごと交換が必要になり50,000〜100,000円になることもあります。早期対処が費用を抑えます。

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