最終更新:2026-05-05
業務用冷蔵庫・冷凍庫「冷えない・温度上昇」の原因:コンデンサー(放熱部)詰まり
修理費用
0〜30,000円
対応時間
即日
発生頻度
発生頻度:高
応急処置
機器の背面・底面にある放熱フィン(コンデンサー)の埃・油汚れを掃除機で吸い取る。清掃後は放熱スペース(周囲10cm以上)を確保して運転を再開する。
確認手順
- 1コンデンサーフィンが埃・油で詰まっていないか目視確認
- 2放熱スペースが周囲10cm以上確保されているか
- 3室温が35℃を超えていないか(高温環境では冷却効率が低下)
- 41ヶ月以上コンデンサー清掃をしていないか確認
専門家コメント
飲食店厨房の業務用冷蔵庫は、油煙によるコンデンサー詰まりが冷却不良の最多原因です。修理依頼の前に必ず清掃状況を確認してください。月1回の清掃習慣が最大の予防策です。(冷凍設備士 監修)
実際の事例
居酒屋での冷却不良・清掃復旧事例
夏場に庫内温度が上昇。確認したところコンデンサーが油と埃で完全に詰まっていた。清掃のみで復旧、費用ゼロ。以降月1回の定期清掃を実施し再発なし。
ラーメン店のセンターに置いた冷蔵庫がコンデンサー詰まりで冷却停止したケース
厨房のカウンター下に設置した業務用冷蔵庫が「夏になってから全然冷えない」と相談。確認すると機器背面を壁ぴったりに置いており、コンデンサーへの空気の流れが完全に遮断されていた。加えてコンデンサーフィンが油とホコリで完全閉塞。フィン高圧洗浄と設置位置の変更(壁から15cm離す)で復旧。費用10,000円。「設置業者がそこに置いてそのままだった」とのことで、設置環境の確認・改善も業者の責任であることを説明した。
コンビニのバックヤード冷蔵庫でコンデンサー清掃を怠り修理費が増大したケース
「冷蔵庫が時々止まる」という症状で訪問。コンデンサーフィンにホコリが3cmほど堆積しており、過熱保護装置が頻繁に作動していた。長期間の過負荷でコンプレッサーの効率も低下しており、コンデンサー清掃に加えてコンプレッサーオイル交換も必要に。費用28,000円(洗浄+点検)。清掃のみなら8,000円で済んだケースで、定期清掃の先送りが修理費を3倍にした事例。年2回のコンデンサー清掃を推奨した。
よくある質問
Q. コンデンサー清掃はどのくらいの頻度で行うべきですか?
A. 厨房設置の場合は月1回、一般事務所等は3ヶ月に1回が目安です。油煙・埃が多い環境ほど詰まりやすく、清掃を怠るとコンプレッサーへの負荷が増大します。
Q. 自分でコンデンサー清掃はできますか?
A. 可能です。掃除機(ノズルアタッチメント使用)で表面の埃を吸い取るだけで効果があります。油汚れが固着している場合は専用クリーナーを使用するか業者に依頼してください。
Q. コンデンサー清掃を自分でやる方法を教えてください。
A. コンデンサーフィンが背面・側面に露出している機種は、柔らかいブラシでホコリを落としホースで軽く洗い流せます。ただしフィンは薄く曲がりやすいため強い水圧は禁物です。深部の詰まりや複雑な構造の機種は専門業者(8,000〜15,000円)に依頼を推奨します。
Q. コンデンサー詰まりが原因で庫内温度が上がっている場合の応急処置は?
A. ①機器背面・側面と壁の間のスペースを確保する(最低10cm)②周囲の温度が高い場合は換気を増やす③それでも改善しない場合は業者に連絡。応急処置として扇風機でコンデンサー周辺に風を当てる方法も一定の効果があります。
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